2014年7月2日水曜日

『The Legend of Zelda Links awakening』 レビュー

皆さん、夢を見る島はご存知ですか?

ゲームボーイで発売されたゼルダの伝説です。

今までのゼルダとは違う切ない物語と、GBながらしっかりと作りこまれたゼルダの世界は素晴らしいものです。
自分もDXを借りてプレイしました。
中古屋で無印の方を見つけた時は即購入でした。

今でも中古屋では格安で手に入れることができると思いますし、バーチャルコンソールでも手に入れることが可能ではないでしょうか。

そんな、ゼルダフリークとしては一度はプレイしてみたい夢を見る島をリメイクしたフリーソフトを紹介したいと思います。



RPGツクールで作られた作品。
もちろん無料でプレイすることが可能。
タイトルから気合が入っていることがうかがえます。



コホリント島に漂流したリンクをマリンが見つけるシーン。
マリンがゼルダ姫の色違いにしか見えませんが、リンクがマリンとゼルダを間違えているシーンがあるので、ある意味これが正解なのかもしれません。
公式のイラストではまったく似ていませんけどね。



これが噂のマリンをゼルダと間違えるシーン。
未プレイの方に説明しますと、夢を見る島は神々のトライフォースの後の話になるので、リンクとゼルダはすでに顔見知りという設定になっています。

しかし、グラフィックがきれいですね。神トラベースに再構成されていて、今までとは全く異なる印象を受けます。



こちらがメーベ村。
グラフィックはもちろん、いい感じにリメイクされた音楽も見どころの1つでしょう。



不思議の森の入り口。
ここからリンクの冒険は本格的に始まっていきます。

駆け足でプレイしてきましたが、レビューを行いたいと思います。

良かった点
・グラフィックがきれいになっている点。
 やはり原作がGBということで、綺麗ではあったんですが、
 GBAレベルのグラフィックで再現されるとまた違ったイメージでプレイすることができました。
・フリーゲームである。
 やはり、無料でプレイできるという点は大きいです。
 ゼルダをやったことがなくてもとっつきやすいのではないでしょうか。

悪かった点
・全編英語。
 海外製作なので、あたりまえといえばあたりまえなんですが、
 はじめてプレイする方はそれなりの英語力を要求されそうです。
・リンクの動きが遅い。
 ゼルダの伝説は広大な世界を駆け巡るゲームです。
 そのため、原作と比べてもリンクの動きがやや遅いので、そこは気になりました。
・ゲームオーバーになったらやり直し。
 ゼルダの伝説には経験値という概念が存在しません。
 そのため、プレイヤーが経験することにより上達し、リンクも成長するとよく言われます。
 原作でも、ゲームオーバーになったとしても、進行状況はリセットされません。
 しかし、本作はゲームオーバーになればある程度まで戻されてしまいます。
 つまり、本家であった、死んで覚えるといったプレイが不可能になっています。
 また、セーブポイントが限られているという点もこの問題に拍車をかけています。
・動作が不安定。
 元がRPGツクールということもあってか、動作が一部安定していません。
 何もない所で突然死んだりしてしまうこともありました。

結果的にどちらかというと悪い点が目立つ結果となってしまいました。
しかし、懐かしさを残しつつも新しさを感じる点はあります。

原作をプレイした方は一度プレイしてみる価値はあるのではないでしょうか?

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